アジングをしていて「ん、今なんかさわった?」と感じた直後に「コン♪」とあたることがありますよね。
これが前アタリって言われるものだと思うんですけど、なんでこんな現象が起きるのか考えてみたのでそのお話をさせてください。
前あたりとは
結論先に言います。前アタリはアジがワームを食ってる状態です。これは想像なんですがそう行き着いた理論を説明していきます。
動画で見るアジの食べ方
こちらの動画をご覧ください。
アジがジグ単を食べる時に最初にワームを咥えます。もう一度ワームを咥えなおして、首を振ってからフックまで口に入れたところでフッキング動作が入って釣られたクマ―。
この時アングラーはどの時点でアタリを感じていたか想像すると、首を振ったかフックまで口に入った時で、たぶん首を振った時だと思われます。時間にしたら一瞬なんで確証取れないですが、最初にワームの尻尾を口にした時点ではアングラーに明確なアタリは感じられないと想像します。
これを自分に置き換えると、微妙な違和感を感じてすぐにアワセを入れれるほど私は達人じゃーございませんので、最初に尻尾を咥えた段階ではのほほーんとしてると思います。咥えなおしたあたりで「ん」と感じるか感じないか。首を振る動作でラインは明確に引っ張られるので竿先に振動か荷重を感じるでしょう。次に口に入るくらい咥えなおした時にジグ単の金属部分にアジの口があたって明確なアタリが私にも伝わってるでしょう。
達人になると最初の違和感でアワセ入れてると思います。でもその時はフックが口に入ってないのですっぽ抜けします。こんな時でも達人はすっぽ抜けを想定して電撃大あわせを入れずちょいとあわせるだけなので、スッポ抜けてもすぐ次のアタリを待ちます。アジも「逃げられた」って思って次は逃がさないように全力で追いかけてガッツリ吸い込むアタリが入るのですっぽ抜け後のアタリはしっかり出ることが多いです。
こんなことが水中で起きてると想像して、アジングの前アタリはアジがワームを食ってる状態論の結びと致します。異論反論大歓迎です。コメントお待ちしております。
コメント
お世話様です、先日ブルカレ63について色々お伺いした者です。
前アタリ=食い込んでる時という仮説、私も同じように感じます。
思い返してみれば、何となくの違和感の後にジグヘッドがオープンゲイプだと明確に来るバイトが来る事がちょいちょいありました。
クローズドゲイプ(特にネムリ)だと前アタリの後に明確なバイトではなく、ぬ〜〜っと重たくなるようなバイトや向こう合わせになる事が多いので、そのまま飲み込むんだろうな、とも考えています。
オープンゲイプよりがっつり飲み込んでる事が多いので、結構重宝してます。
こんにちは!返信遅くなってすみません。
針の形状の違いもフッキング率に影響出ますよね。
実は今、熊ごろーさんがおっしゃるあたりの出方の違いを考察してるところです。
まとまったらまたブログで書きますね。熊ごろーさんのアジングのヒントになれば幸いです。
ありがとうございます、是非よろしくお願いします。
話がずれますが、この前教えていただいたイプリミ(65L-S)を購入しました。
別のロッドを受け取りに行った時、新古品の値札を見てリアクションバイトでした。
めちゃくちゃ乗せ調子で、時期によってクローズドゲイプのジグヘッドは呑まれまくって逆に使いにくくなりそう…って感じでした。
その際に本命購入(だったはず)のレジットデザインのスクアド 64SULもやや乗せ調子な感じで良さげでした。
ボートアジング用のロッドですが、展示会でテスターの方から『ショアでの使用も想定はしている』と言っていた通り0.8g以上のジグ単にいい感じでした。
価格もさほど高くなかった(2万円台後半)ので、是非ネタにしていただきたいです。
体調崩して返信遅くなりました。
トラウトロッドのアジングは巻きの釣りするのに最適ですよね。
パッツンロッドと性格違うのであわせるタイミングとかフッキングの方法も変えていくとか試すと面白いのでよかったら試してみてください。