アジングの再現性

アジング理論

『アジングの再現性』とは、アジが釣れた次のキャストでもう一度アジが釣れること。アジは群れで行動してるので一度釣れたら同じ場所まだアジはいることが多く、さっき釣れた場所にもう一度送り込めればまた釣れる率は高くなります。このブログでは再現性の技術を頭で理解して自分のものにできるようにしたいと思います。

海中で何が行われているか理解する

常に脳内カウントでジグ単の位置を把握

再現性は前のキャストで釣れた場所にもう一度ジグ単を通して連続して釣ることなので、まず最初に釣れた場所を把握するのが大事。

釣れた場所を知るためにはジグ単が今どこにあるのか常に把握し続けなければなりません。常にジグ単の位置を把握する方法は脳内カウントです。頭の中でカウントし続けることで今この瞬間どこにあるか把握することができます。カウントはレンジを把握する縦のカウントと距離を把握する横のカウントがあります。具体的に説明します。

まずキャストして着水した瞬間から縦方向のレンジを把握するためのカウントを開始します。例えばキャスト着水からカウント10まで沈めたところでラインを張ってリトリーブを開始したとします。もちろん今ジグ単は横方向はキャストで届く距離の縦方向カウント10沈めたところに居ることがわかります。リトリーブを開始したら横方向のカウントを開始します。素早くハンドル1回転して1秒待つとか1秒でハンドル1回転などアクションセットを決めて同じことを繰り返します。アクション5セット目で釣れました。これでカウント10のレンジで横方向5セットの位置で釣れたと把握できたのでもう一度カウント10まで沈めてアクションを5セット繰り返せば先ほど釣れた場所と同じ場所へジグ単を送り込んだことになります。群れが移動していなければもう一度釣れるでしょう。ジグ単のウエイトとアクションの時間によってはレンジが下がって着底してしまうことがありますが、同じ操作を繰り返せば前のキャストと同じところをトレースしてて着底した場所なんかも同じ場所になります。大事なのは前のキャストと同じ場所へ同じように送り込むことなので最初は着底してるとか浮いてるとか考えずカウントを取り続けてカウントのうえでどのカウントで釣れたかを把握できるようにします。

なれるまではカウントを取り続けるのがしんどかったりカウントが一定でなかったりしますが慣れるまでは頑張ってみてください。慣れてくるとそれほど苦ではなくなってきます。

カウント取ることに慣れてきたら、カウント取りながらジグ単の状況把握を意識します。着水からフリーフォールで何カウントで着底するか把握して表層を引くか中層なのかボトム少し上を引くなどを意識して具体的なアジの居場所を突き止めていきます。場合によってはボトムのリフトフォールでないとあたらないとかもありますが、そういったことも着底のラインテンション変化と脳内カウントで把握できてくれば再現性は飛躍的にあがります。

カウントがいつも一定にならないことへの対処法

脳内カウントはその日その時で早さが変わることがあります。体の調子とか精神的安定とかでカウントが一定にならないのを防ぐ方法として私はカウントのスピードを速くしています。約2秒で頭の中で10カウント数えています。やってみてもらうと2秒で12345と10まで数えるのはぎりぎりくらいだと思います。ぎりぎりだからいつやっても約2秒になるので1秒1カウントより安定してカウントが取れるようになります。また1秒を5カウントで数えてるので0.2秒単位で調整もできるのがメリットです。

釣果データ

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