先日、釣り友に誘っていただき初めての場所でアジングをしました。天候も荒れ気味でしたが場所が違えばこんだけ釣れるアジのサイズも釣り方も変わるんだと勉強になるアジングだったので、自分が忘れないように感じたままの違いを書き残します。私以外はまったく面白くともなんともないブログだと思うのでこれ以上読まないようにお願いします。
まず当日の風、風速計ないので実際どれくらい吹いてたのか体感でしかわからないけど天気予報上は5メートル前後。吹きっさらしの海上から吹いてくる風なので実際はもうちょっと強かったんじゃないかと。ただ、風向が向かい風方向だったので釣りはできるはずと思ってて実際釣りできた。それと初めての夜テトラ。これがヤバい。こわい。金玉袋が縮みあがってる。釣り友はテトラの上をひょいひょいとフナ虫よりはやい速度で移動している。その横で小鹿のように動けなくなるわたし。釣りどころじゃねぇ。
ビビりながら用意を済ませて投げ始める。よかったのは釣り始めはまだ風が弱かったこと。海の状況や海中にあるテトラの状況を見て把握できたこと。初場所で場所の状況が見て把握できたので安心感。釣り友からボトムより表層中層でアタリがあると聞いて、アジングと言えばボトムしか知らない私は困惑。表層アジングの準備にフロートも用意してきたけどそんなもの使わずとも釣り友はすぐにアジを釣る。ジグ単で表層頑張ってみよう。
0.8gで表層をちゃっちゃと探るが反応がない。右に左に投げて様子見るが反応ない。少し沈めてみよう、どこまで沈むのかって沈めたらテトラを釣った。私のアジングロッドではバット部が弱くてテトラを引き上げられずラインブレイクする。テトラの上でプルプルしながらリグを組みなおしながら「もう沈ませない」と心に誓う。
0.8gのまま表層からやや沈ませながら早めの回収で根掛を回避しながら中層を探るとアタリが出る。けっこう重い。トルクのある引き。20㎝超えのアジ。ふだん小アジしか釣れない場所でばっかり釣りしてるからこのサイズは1年ぶりくらいか。やや沈めたところでのアタリは続くけどサイズは小さいのも来る。はやり20㎝超えは引きが強い。
そうこうしてると風が強くなる。それに合わせてジグヘッドも重くしていく。1.3gより上の2グラムも試したけどちょっと重すぎ。ピッタリなのは1.5gか1.8gくらいだけどタングステンビーズにそのサイズがないから1.3gが上限。この重さだとラインテンションを見失うこともあるけど風の吹いてくる方向に常に合わせることでラインテンションを見失わないように集中する。同時に1.3gに替えて0.8gより重くなった分飛距離も出たのでテトラの先の砂地底の着底も取れるようになった。底が取れて水深を把握できたのでリグがどの位置にあるかを理解できるようになり釣りに自信が持てるようになる。
このころから風がさらに強くなり足元のテトラが波をかぶるようになる。避けようと思うが足がくすんで動けない。怖いぜテトラ。怖いテトラと風の中でラインテンションを感じ続けるのにかなり集中していたので3時間ほどが一気に過ぎる。
途中休憩を入れて堤防挟んで風裏の港で始めるが無反応。堤防の向こうは暴風。無反応より暴風でしょ。暴風側の暗闇堤防で始める。中層でアタリがあり中アジが釣れる。やっぱり暴風。暴風アジングは嫌いじゃない。足元の底がもっとも反応多い。たまに中層でも釣れる。ただ、堤防に変化が少ないところなので魚が移動中に釣れている感じ。釣れるときと釣れない時が激しい。まだアジの数が少ないんだなと感じる。6時間程度釣りをして風は強くなり気温も下がり眠さもあり納竿。釣り友はまだまだ釣り出来るとのこと。おそロシア。状況としてはこんな感じ。
最後に暴風下での釣り方について自分なりの方法を少し書きます。まず大前提は風を真正面に受ける位置で釣りをすること。真正面に位置することでラインが受ける風の影響を少なくできる。風のアジングを嫌がるのは風でラインが持っていかれることなので、真正面に位置するだけ持っていかれ具合が落ち着いて釣りのしやすさが全然違う。次に真正面に位置していても下から風が吹き上げる場合もありラインが上に持ち上げられて持っていかれるので吹き上げてる場合はジグヘッドを重くして対応する。場合によっては2g3gでも沈みにくいこともあるので場合によってはやりすぎくらいがちょうどいい。吹き上げてない場合はそれほど重くしなくても大丈夫。吹き上げず正面の風の場合ラインを押し下げるので軽いジグヘッドを選ぶ方がよいという話も聞くがジグヘッドを軽くするとラインといっしょにジグヘッドも持ってかれてい沈んでる感じがなくなるので私は風吹いたときはジグヘッドは風がない時より必ず重くしたい。重さを選択する基準は風の中でも底が取れる重さであること。底が取れると着底までのカウントがわかるのでジグヘッドの位置を把握できる。把握できればアタリがあった時にジグヘッドがどの深さの時にアタリがあったか把握できる。それを把握できていればもう一度同じ場所へジグヘッドを送り込める。群れがそこに居続ければ何匹でも釣れるようになる。だから風に流されっぱなしとか潮に流されっぱなしのアジングは釣れても釣れた場所がわからなくて面白くない。たまたま釣れたアジになってしまう。大阪湾の場合激流はほぼないので風対策さえできれば釣りができない日はないので釣りに行けない理由がなくなります。さぁ、今日も釣りに行きましょう。















コメント