フロロカーボンライン シーガー R18 フロロリミテッドのアジングでのインプレ

ライン

どちらかというと、アジングラインはエステル派

フロロカーボンラインと言えばこのライン、シーガー R18 フロロリミテッドですね。悪い評判を聞いたことがないラインです。でもこれまでこのラインを使ったことがありませんでした。だって、高いんだもん。100mしかないのに定価2500円(税別)もすんねんで。

フロロカーボンってラインが硬くて張りがあって曲がりにくい、それに細いものは伸びるし。アジングで使うならエステルのほうが安い、伸びない、感度いいって思ってました。

でもフロロカーボンラインを試したくなってどれがいいか探していると、たまたまAmazonで1.5ポンドだけ安くなってたので買って使ってみました。

チューブラーロッドでアジングするようになってから感じたラインの重さの重要性

エステル派の私がフロロラインを使おうと思ったきっかけは、チューブラーロッドを使うようになったから。ソリッドティップのロッドでは感じなかったラインテンションの重要性。常にティップに荷重をかけるようにすることで微かな魚がリグに触った感触なんかもわかるようになるんだと知ってからラインテンションを気にするようになりました。その辺の詳しい話は別のページで書きたいと思いますが、なんせチューブラーロッドで軽量リグを使うならラインは比重の重いフロロのほうが良いはず。

しなやか、癖がつきにくい、癖が取れやすい

実際使ってみて感じたのは、ラインがしなやかという点です。フロロカーボンってゴワゴワしててスピニングに巻くとボワってかたまりになってスプールから出てライントラブルになりやすいって印象がありました。実際、世に出始めたころのフロロカーボンはスピニングに使うとトラブルからベイト専用として売られていたと思います。それがなくてスピニング(1000番スプール)に使ってもしなやかです。

それに癖がつきにくいように思います。釣行前夜に届いてライン巻き巻きして6時間後には海で投げてましたがラインに癖があんまりついてませんでした。でもしなやかなのでトラブルもないです。あと、癖がついてもラインを伸ばせば癖が取れやすいです。

丸い、抵抗少ない、飛ぶ

昔のフロロカーボンラインしか知らないからかもしれませんが、R18はライン断面が丸いですね。ライン断面が丸いとガイドを叩かず抵抗が少なくなるので飛距離が伸びます。これもよいです。

軽量JHの感度がいい理由

フロロカーボンって伸びるから感度が悪いって言われてますが、軽量JHの場合は伸びなくて感度いいんですよ。フロロカーボンの特性として、長時間荷重をかけると伸びますが、短時間の荷重には抵抗します。根がかりしたラインを引っ張るようなアクションをするとラインが伸びて破断しますが、短い「パンッ」ていうアクションには伸びることなく振動をラインの反対側へ伝える特徴があります。

この特性が軽量JHでフロロカーボンが使われる理由です。

まとめ

なんだかR18のインプレでなくフロロカーボンラインの特徴の話が多くなりましたが、やっぱり高いだけあってフロロカーボンラインの悪い癖を小さくして使いやすいラインになってます。実はほかにもう一つのフロロカーボンラインも使ってますが、それはもうガイド叩きまくってバラバラ言いながら飛んでいきます。もちろん軽量リグは使いこなせません。1g前後のJH使うなら、高いけど目をつむってこれ買っとけ。オッサン悪いこと言わんから。

釣果データ

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