ジグ単アジングのジグヘッドは、コーヒーのクリープくらい重要です。
その重要なアイテムをたくさんある市販品の中から見つけだすのは大変ですし、売切れたりメーカーが作るのやめたらまた探さないといけなくなります。そうならないために、自分が使いやすいジグヘッドを自分で作ってみたら他にメリットが多すぎて幸せになれた話をご紹介します。
ジグヘッドを自作するメリット
私はジグヘッドを自作するまでは市販品を買っていましたが、自作するようになってから釣り具屋さんで市販品を買う気が一切なくなりました。自作ジグヘッドには以下のメリットがあります。
市販より安価
市販品のジグヘッドは5個入りで350円から450円くらいでしょうか。だいたい1個当たり70円くらいだと思います。自作のジグヘッドは針が35円くらい、ガン玉が10円以下で高くても50円以下です。最初に工具材料を買いますがそれもそんなに高額でないし、100円均一で用意できるものばかりです。
減ったぶんだけ補充できる
市販ジグヘッドは5個単位です。2個ロストして残り3個ぐらいの時に買いに行くかどうか悩むところだと思います。
自作ジグヘッドでしたら2個ロストしたら2個追加できるので、ジグヘッドケースはいつもそろった状態をキープできます。
システマチックなジグヘッドを構成できる
システマチックなジグヘッドってなに?というお声がモニター越しにビシバシ伝わってきています😅
以下にシステマチックなジグヘッドをご説明します。
ウエイトを設定を自分でできる
自作ジグヘッドのウエイトは使用するガン玉で決まります。市販のガン玉ですのでウエイト設定に関しては市販品ジグヘッドの方がきめ細かいかも知れませんが、一度自分で決めたウエイト(ガン玉)はずっとその重量で使い続けられるので自分の感覚を変えずにアジングを続けられます。
私の場合のウエイト設定
私の場合のウエイト設定と使用ガン玉商品名をご紹介します。
- 0.40g(ヨーズリガン玉1号)
0.48g(ヨーズリガン玉B号 在庫のガン玉がなくなったら廃盤にする予定)- 0.66g(ヨーズリガン玉2B号)
- 0.94g(ヨーズリガン玉3B号)
- 1.25g(ヨーズリガン玉4B号)
- 1.5g(タカタやわらか君粒ぞろいパック5B号)
- 1.80g(ヨーズリガン玉5B号)
- 2.3g(ウォーターグレムリンラウンドスプリットショット735-5)
- 2.70g(ヨーズリガン玉6B号)
- 3.3g(ウォーターグレムリンラウンドスプリットショット735-4)
これに針の重さ(中サイズで約0.05g)を加えたのがジグヘッドのウエイトで、最も小さいので0.45g、最も重いもので3.35g、になります。
自分の好みの形状のジグフックで作れる
ジグヘッド用の針はいくつかのメーカーから出ていますが私は線形が細く(アジ相手なら細くて大丈夫)、オープンゲイブ(フックポイントが外側に向いていてアジの口に刺さりやすい)で、日本で有数のフック専門メーカーである土肥富のレンジクロスフックを使っています。
レンジクロスフックはサイズがM、S、SSの3種類あります。
Mサイズは20㎝以上のアジ、Sサイズは20~10㎝のアジ、SSは豆アジに最適です。
私の場合、Mサイズは1g以上のガン玉で、Sサイズは0.8gから2.7g、SSサイズは0.4g~1.0gで使用しています。現実的ではないですが、3gオーバーの豆アジ用ジグヘッドも作ることが可能です。
他にも
こんなコスパの良いジグフックや、アルカジックさんの少し変わった線形のジグフックも使えます。
このように針のサイズとウエイトを自分で決定できるので皆さんがアジングに行くフィールドに合わせたジグヘッドを作ることができます。これがシステマチックなジグヘッドです。
ジグヘッドの自作方法
ジグヘッドの自作はとても簡単です。作る時間もわずか数分です。ぜひ試してみてください。
用意するもの
ペンチを用意してください。挟むところがギザギザになってないものがあればベストですが見栄えにこだわらなければ家にあるのでいいですし100円均一で売ってるもので大丈夫です。私は釣り用のプライヤーを使っています。最低限道具はペンチだけあれば大丈夫です。
これに瞬間接着剤があると完璧ですが、私は面倒なので使ってないのと、気に入らなかったりサイズを変えたいときはガン玉を開いて針を外して作り直すこともあるので接着剤は使用しません。
手順
- ガン玉をペンチで軽く挟みます。
- ガン玉の開いているところにジグヘッドのアイの部分を持っていき、ペンチで挟みます。
- この時アイがジグヘッドに埋まらないように注意してください。
- 瞬間接着剤を使う方はジグヘッドの切れ目にほんの少し載せる程度で大丈夫です。
写真わかりづらくてすいません。道具等準備ができてたら作ってる時間は1個当たり数秒です。
ウォーターグレムリンのガン玉は切り口がカギ型になってるので、針をガン玉に突っ込む方向を90度変えてください。
自作ジグヘッドの優位性のまとめ
自作ジグヘッドは希望のウエイトのガン玉を使って作るので希望の重さやウエイト設定が創り出せます。また針のサイズも私の場合で3種類、他にメバリング用の針を使ったり気に入った針で作れます。さらに市販品より値段が安くロストした際の補充も簡単で、売り切れでお店をはしごすることがほとんどないとメリットがとても多い自作ジグヘッドです。ぜひ作ってみてください。
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