こんにちは、写真がない商品インプレのお時間です。この商品インプレは商品画像や使ってるところの写真とかいっさい使わず、読んでる人の想像力だけで妄想してもらうインプレッションです。なんじゃそれと思った皆さん、ぜひ最後までお付き合いください。
今回は国産ロッドメーカー(自社窯持ってる会社)のひとつ、天龍さんのアジングロッド、ルナキア582Lです。巷では「潮流を感じ取りやすいロッド」として好評です。実際使ってみて確かにと思います。それはとても柔らかくてよく曲がるソリッドティップだから、とかいう説明では普通過ぎるのでもう少し深堀りすると、ソリッドの柔らかさとテーパーに特徴があります。柔らかさは文字通り柔らかいです。最近のソリッドは固いソリッドを細く削って張りがあるけどよく曲がるを実現してるものが多い中、素材そのものが柔らかいもので作ってるのでそれなりに太いけど柔らかいです。張りはハードソリッド削ったものよりつよくないです。ふにゃってすぐに曲がります。でも太さがあるから少しだけ芯に感じるところが残ってます。で、太さがソリッドの先端からソリッドの真ん中あたりまで太さがほぼ変わりません。これによってソリッドの曲がりかたが先端からでなくゾーンで曲がり始めます。ゾーンで曲がるので荷重がかかった分だけソリッドの根元に荷重がかかります。ソリッドの根元に掛かった荷重は、張りがかなり強くて軽量に作ったブランクスの先端にかかるので、手元では大き目の荷重変化に感じます。これが潮流の変化も感じられる理由。
なので潮の変化を感じたいとか軽量リグでアジングしたいおという方には向いてます。ただ、風がない時だけね。風が強くなると使えません。もうクソロッドです。風向きにもよりますが、風速4メートルくらいからやばくなってきます。
私は風が吹いてない時のアジングにいい思い出がないのであまり使う機会が少ないですが、風が吹いてなくて潮が微妙に流れててアジが浮いてる時のアジングでは強烈に楽しいロッドです。
コメント