18ソアレBB500Sのパワーギア化における22ソアレBB500SPGの考察

話題のミラベルよりソアレ500SPG

先日シマノの秋冬新製品の発表がありました。その中でアジング界隈ではCI4+素材にマグナムライトローターの新機種スピニングリールの「ミラベル」が話題になってますが、

ミラベル[MIRAVEL] | スピニング(汎用) | リール | 製品情報 | SHIMANO シマノ
世界戦略機種、軽量フルCI4+ボディ(※)、「ミラベル」。

私の中ではミラベルよりこっちのソアレBBほうが気になってます。

ソアレ BB[SOARE BB] | スピニング(汎用) | リール | 製品情報 | SHIMANO シマノ
充実のライトライン特化モデル

その中でも最小番手の500Sがパワーギア化されて500SPGになったことが、私の中での大ニュースであります!

前モデル18ソアレBB500Sというリール

18ソアレBB500Sはシマノ最小の500番手スピニングリールをアジング専用にカスタムしたリールで、カスタム内容は下位機種にはないワンピースベール、アジング専用ドラグ(微妙な調整がしやすいドラグ)に、ダブルハンドル等へ変更の際に選択肢が増えるねじ込み式ハンドルに変更し、重量をナスキーやサハラの175gから160gへ軽量化されたリールです。

ソアレシリーズ上位機種のソアレCI4+500Sとの違いは、軽くて丈夫なCI4+ボディとローター(マグナムライトローター)を採用して自重が驚きの140gへ、2点ベアリングで回転がスムーズなリジッドサポートドラグというのが特徴のリールでした。最大の特徴は自重140gでロッドも重さ50gを切るものが増えてきたことからタックル一式の重量が180g台と軽さを優先するアジングには外せないリールでした。

逆の言い方をすると、ソアレCI4+500Sをちょっと重くして(と言っても160gは十分軽い)ドラグを貧弱(と言っても調整幅が広く使いやすい)にしたらCI4+500Sの半値で買えるのでソアレBB500Sはコスパがよいリールだと私は思ってましたが、シリーズの他の番手では備わっている機能が付いてないってことで嫌われることも多いリールです笑

シマノ500番手の弱点

ソアレBB500Sのアジングにおける最大の弱点は1:5.6のギア比です。

5.6のギア比はハイギアほどではないですがノーマルギアとハイギアの中間あたりとなり巻き始めにハンドルへ抵抗感が強く出ています。いったんローターの回転が始まれば慣性がついて回転は軽くなるのですが、巻いて止めてを繰り返すアジングにはこの巻き始めの抵抗感と回転を止めるときの抵抗感は無視できない部分でした。

先人の皆様は巻き始めの抵抗感を減らすためハンドル径を上げたり(45mm)、逆回転防止装置の玉抜きを行っ足りしましたが最適解にはならずアジング使用の弱点として残ったままでした。

5.6のギア比は他の500番手シリーズ(ソアレCI4+やナスキーなど)も同じです。ギアさえあればシマノのスピニングリールは組み換えが可能なので「シマノの500番手シリーズにギア比の低いパワーギアがあればなー、どらえもーん!」とずっと思ってました。

ソアレXR500SPGのパワーギアが誕生した

2021年秋にソアレXRの2000番シリーズがヴァンフォードをベースで誕生した時に500番はリストにありませんでした。私は500シリーズ廃盤になるのかと思ってしまい、弱点はあってもその他でメリットの多い18ソアレBB500Sもなくなるのはもったいないともう1台追加購入したら、その1か月後にソアレCI4+500SPG発表!ギア比4.7 最大巻き取り58センチとアジングに完璧な数値で爆誕!

正直ひっくり返りそうになりました(;・∀・)おれのソアレBB500Sの存在価値は?

両方を比べてみました

新しく購入したソアレBB500Sをうつろな目で眺めつつ、XR500SPGの分解図がネットで見れるようになったので18ソアレBBとCI4+とXRの比較をしました。

18ソアレBB500S分解図

18ソアレCI4+500S分解図

22ソアレXR500SPG分解図

見て分かったのは、CI4+からXRのギア周りで変わったのはドライブギア組とピニオンギアで、中間ギアは変わってない(値段が同じだったので)内部の仕組みは3機種とも変わったことろがないようなのでソアレBB500SにXR500SPGのギアが問題なく入るとわかり5月(だったかな)部品発注しました。そしたらシマノは7月まで出荷できないとのこと。指くわえて待ちました。

ギアを換装後の重量と巻き心地

ギアが手に入りました。嬉しさのあまり換装途中の写真等は撮ってませんが、軽量化のためのメインシャフトを含め無事組み換えが終わり、ダブルハンドルとバランサーを組み合わせた重量で170g。ほぼ私の理想とする重量(170~180g)に納まりました。軽めに仕上がったのでメインシャフト交換しないでよかったくらいです。

そして肝心の巻き心地ですが、まったく問題ありません。所有する中で最も巻き出しが軽い17ソアレCI4+C2000SSPGより重いですが、ヴァンフォードC2000(ギア比1:5.1)より軽いです。500番手シリーズはオシュレート(スプールが前後する機能)にS字カム方式を採用してるのでシマノ特有のコツコツ病もなくベアリングも新しいものに交換したこともあり軽く回ってウルトラスムーズです。

22ソアレBB500SPGの予想

22ソアレBB500SPGは、おそらくこのギア換装したソアレと同じ仕様(色とメインシャフトは別として)で発売されると思います。重量は160gで今のアジングロッド設計時のリール想定重量より少し軽いくらい。この点はバランサー付けたりダブルハンドルにしたらちょうど良くなります。最大巻き取り距離58センチは近距離ジグ単アジングでほぼ理想的。スプール径が小さいのでアジングロッドの小径ガイドもスムーズにラインが抜けて、オシュレートもスローなので22ステラのように密な糸巻きで軽量ジグの飛距離も確保できる素晴らしいリールが1万数千円で買えるとなると私の中ではほぼパーフェクトです。

18ソアレBB500Sのパワーギア化における22ソアレBB500SPGの考察

もともと穴釣りやサビキなどを想定した最小番手のリールをアジング専用リールにカスタムしたソアレBB500Sで、ワンピースベールや微調整が効くドラグの有効性は高くアジング向きのリールでした。ただ唯一の弱点のギア比でしたが、XRのギア(をそのままか素材を替えてるかわかりませんが)と同じギア比をに与えてくれたことでアジング用のリールの中でXR500SPGよりも優れていると思っています(XRは軽すぎてタックルバランスがとりずらい)。

ドラグだけはXRに劣りますが、それでもアジング用に調整されたドラグを装備してるのでドラググリスを定期的に塗りなおしておけば問題なし。ほんとにいいリールになるでしょう。

シマノの500番手シリーズは、他の番手に装備されてる機能(Xシップとかサイレントドライブとか)が備わってないので割高だとか買うべきでないという意見もありますが、私的には軽量ジグ単アジングで求められる機能を網羅してるリールで一番安く買えるリールという認識なのでぜんぜん問題ないです。Xシップやサイレントドライブがあってもなくてもアジ釣るのに影響ほぼないですから。

私は18ソアレを1万くらいで買ってXRのメインギアとピニオンギアとメインシャフト合計3,500円くらい追加になりました。さらにもう一台の18ソアレBB500Sがあるのでまた3,500円追加出費があります。年末発売開始なので今はまだ予約注文ですが、ほぼ同じくらい13,000円くらいで買えるようなので、年末に22ソアレBB500SPGをボーナスセールとかで買ったほうが安く買えると思います。

9月12日追加
パワーギア化の手順を書いた記事を公開しました
https://jigtan.work/post/2650

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