その昔、10ステラのラインローラーを他機種に取り付けるカスタムが流行していました。
その当時も今もシマノ中級クラスのスピニングリールではラインローラーのベアリングが1個で、隣にスペーサーが入るためベアリングの位置も偏芯しているので回りにくくベアリングの劣化も早かったのでダブルベアリングにすることで偏芯が解消しローラーが回転しやすくベアリングの負担も減らすことが可能になります。アジングのようにラインにかかるテンションが薄い釣りではラインローラーが回転しやすいのは糸ヨレ防止したりラインへの攻撃も少なくなるのでぜひ行いたいカスタムの一つです。
もう一つ、ラインローラーをカスタムする理由にラインローラーのメッキ剥がれがあります。
中級クラスのラインローラーはプラッチックにメッキ仕上げのようで使ってるといつの間にか溝のメッキの部分が剥がれてたりします。おそらくラインに付着したゴミとかが噛みこんで剥がれたりしてるはずです。知らんけど。
10ステラのラインローラーはダイヤモンドライクコーティングというなんかすごい加工がしてあってお値段高めですがそのぶん固くて高耐久性なのが特徴です。つまりメッキが剥がれなんか気にせずガンガン使えてベアリングおかしくなったら安く手に入るミネベアベアリングに交換したらかんたんに回転復活するすんばらしいラインローラーになります。それが10ステラのラインローラーへ取り換えるカスタムでした。
しかーし!シマノからそれらの補修パーツの供給が終了しました。今は潮に強いグリースを封入したベアリング交換できないラインローラーになってたと思います(少し前の情報)。だからベアリング替えるのにラインローラー一式替えないといけなくなってしまい私は困ったちゃんになってました。以上がラインローラーカスタムの前置きです。長くてすんません。。。
ラインローラー放浪してると、われらの味方ゴメクサスからこんな商品が販売されてました。
チタンでっせ、チタン。ちんちんチタン。シマノのダイヤもんだうんちゃらローラーとならべてみます。
ゴメのローラーはチタン製ラインローラーって書いてるからチタンでできてるんでしょう。表面もチタンだろうからメッキ剥がれることはないでしょう。ほんでもってチタンですから軽いんでしょう。なんかワッシャー類はアルミのようでこれもめっちゃ軽い。
重さ計ったら1.49g。ヴァンフォードの純正ラインローラー組が1.34gだったので若干重くなりますがこれくらいならローターのブレが大きくなることはないと思います。じっさい鈍感な私にブレは感じませんでした。
これから使い込んでみるところですが耐久性も大丈夫っぽいし、付いてたベアリングがおかしくなればミネベアに替えりゃいいし、メッキ剥がれを心配せずにガシガシ使える。以前買った10ステラ純正のコアプロテクトキャンセルキットは2800円してたけどゴメクサスは2000円。こりゃこっち使うよね。
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