スペアスプールがあるとボウズになりにくい
アジングで使うラインには、ナイロンライン、PEライン、フロロカーボンライン、エステルラインなどが良く使われています。おんなじ性能なら1種類でいいのにこれだけ種類があるのはそれぞれ特徴があるからです。例えば風が吹いているときに釣りがしやすくなるラインであったり、遠くの小さなアタリがロッドに伝わる高感度なラインであったり。
つまり、種類の違うラインをスペアスプールに巻いて持っていくと、強風の状況でもアジの居場所が遠い時でも、ラインの特徴にあわせて対応した釣りができてボウズになる確率が少なくなるわけです。
でもスペアスプールの値段って高いよね
たとえば18カルディアLTの1000番と2000番の場合だと7800円(税別)ですし、20ルビアスだったら10000円(税別 4000番は11000円)ちなみに、カルディアLTはアマゾンで税込み20000円弱、ルビアスは30000円弱ほどします。本体とスペアスプールを買うとなると出費がでかい。
ほぼメーカー純正と変わりないのに高性能で安いスプールがあった
SLPW(スポーツライフプラネッツワークス)はダイワ製品のアフターサービスセンターです。ダイワ製品の修理・メンテナンスおよびパーツ販売をおこなっています。そこが販売しているカスタムスプールにSLPW LT TYPE-αスプール(以下αスプール)があります。
20LUVIAS LT、18CALDIA LT、18TATULA LT、19BALLISTIC、19BALLISTIC FW、EMERALDAS AIR対応のオプションスプール。
LongCast-ABS、パーフェクトラインストッパー等の基本機能を備える。1BB仕様でドラグ性能も向上。
HPより引用
このスプール、1BB仕様でと書いているようにボールベアリングが組み込まれています。純正スプールでも入ってないのに。なのに2000番用の値段が5000円(税別)です。
もう一度書きます。
- 純正に入ってないボールベアリングが組み込まれているのに
- 純正より安く買えるスペアスプールです
買いました
ネットの中でも「これいいぞ!」と少しザワついてきたので「やっぱ安すぎたわ、値段上げるよ、ごめんね」ってスポーツライフプラネッツに言われる前に一つ買いました。
パッケージに収まってる新品状態の写真を撮ってるのがふつうなんですが、おっさんσ(゚∀゚ )オレ届いた瞬間にテンションあがってソク開封、ソク装着、ソク糸巻きまでやってしまいました。
ソク糸巻きで0.25号のエステルラインを200m巻きました。その時のスプールエッジはこんな感じです。
付属品はこの調整用ワッシャーだけ
カルディア1000S-Pのスプールと比べると2ミリ直径が違います。当然カルディア1000S-Pにカスタムスプールを装着すると最大糸巻き量がかわります。
ほんの少しですが直径が違うので本当なら巻き癖をつけたくないフロロカーボンをαスプールに巻くべきですが、めんどくさいので純正にフロロカーボン巻いてます。
純正とαスプールの重さ比較
重さは純正1000番スプールにフロロ巻いた状態で22g
純正2000番スプールにPE巻いた状態で23g
αスプール2000番にエステル巻いた状態で24g
αスプールは純正より重いようですね。スプールに肉抜きの穴が開いてない分の差かな。
本当にボールベアリング入ってるか確かめた
純正の約2/3の値段で純正には入ってないボールベアリングが入っているというαスプール。「安心してください。ついてますよ。」
カラーコーディネート
カルディアLT1000S-Pに取り付けてみました。
シルバーのボディに栄える赤いスプール。違和感しかありません。Σ(´∀`;)
ゴールドのほうが良かったかな( ノД`)シクシク…
SLPW LT TYPE-αスプールのインプレのまとめ
純正ではないけどメーカー関連会社の製品だから若干重量が重いだけでほぼ純正のクオリティなのかもしれません。それなのに純正には入ってないボールベアリングが入っていて、値段が純正の約2/3です。色は好みで選んでもらえたらいいですが、間違いなく純正より安く高性能なスプールですから、スペアスプール購入を迷っているならαスプールを買ったほうがいいです。
コメント