苦手なフロートアジング用に買いました。
フロートアジングは大阪湾ではメジャーで、特に大阪泉南の遠浅シャローで岬の張り出しが連続している地形から少し沖で潮が走る場所や、淡路島の東側のこれも遠浅な砂浜で沖にシモリや藻が生えているような場所で有効な釣り方です。
しかし、私のホームである大阪湾北部は足元からある程度の水深がある場所が多く、沖で潮が常に走るような場所はあまりございません。それでもフロートロッドを買ったのは、冬の風があるときの表層アジングやボトムのスロー引きをしたかったからです。
そういった状況でなぜ宵姫爽78Mを選んだのかという話をさせていただきますので「なんだつまんねぇ」と思った方は他のページをご覧いただくのをお勧めします。
・・・まだ読んでますね。では続けます。
大阪湾北部ではフロートアジングはあまりメジャーではありません。少なくとも私がアジングしてる場所ではフロートアジングをしている方を見るのはまれです。ジグ単の方が釣りやすいしはるかによく釣れますが、けったいなことをしたいのが私の悪いところで、フロートで釣りたいんです。でも飛距離はいりません。だから8フィート以上はいらないかも。ジグ単で届かない範囲が釣りできればいいですから。短いと持ち重りも減ってアクションもつけやすく(多分アクションつけないけど)アタリも取りやすいでしょうから。なので長さは7フィート台に決定。飛距離いりませんから投げられる重さも20gとかいらないです。エクスパンダは投げません。
攻めるのは表層かボトムなのでシャローフリークのサイズはFは一番ちっさいのと真ん中の10gちょいのやつ、Dもちっさいのと真ん中になるけどマイナス残浮力が小さいのでボトムトレースするなら改造が必要かも。そのあたり詳しくはまた別の機会に。
ティップはソリッドでもチューブラーでもいいけどラインはPEを使う予定なのでティップに張りが必要。
これらの条件から候補に選んだのは宵姫爽78Mと鯵道5Gの722H。
長さの違いはあれどどちらも15gちょいまで投げれて張りのあるソリッドティップ。値段は鯵道の方が安い。ならば鯵道になるんですが、鯵道はバランスが良いらしい。先おもりを感じにくとのこと。「だったら宵姫だな」と宵姫を買いました。
フロートアジングは飛距離いらないとはいえジグ単よりはるかに遠投する釣りになります。当然ラインの放出量はジグ単より長くなり風の影響でラインがはらみやすくなります。ラインが張らんだ状態では荷重感度は感じ取りづらく、アタリをとるのに反響感度の方が優先されます。またボトムトレースする際にボトムのシモリを感じたり地形変化を察知したいから反響感度が必要です。その反響感度を優先させるためには、先おもりする竿が必要になります。だから宵姫を選びました。
潮がガンガン走る場所で潮の変化を感じながらフロートアジングするなら鯵道5Gの722Hが向いていると思います。
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