大阪湾奥豆サバング時々アジ(20200604)
5月末から急に釣れなくなったアジ。前日までほぼ毎日行けば10匹以上だったのに何が悪いんだ、私の腕か?私の頭か?それとも私の性格か?いやきっとアジが抜けたんだと結論付けていました。
そして6月に入ってから大阪湾では豆サバが大量に回遊し始めたらしいです。
豆サバと言えばサビキ釣りがメイン。大量に釣れ続ける豆サバに子供が喜ぶシーズンですが、おっさんも喜びたいので豆サバを真剣にルアーで狙ってみたいと思います。
本日のタックル
本日はこの1セットです。
ロッド:ルナキア582
リール:ヴァンフォードC2000
ライン:エステル0.25号
JH:0.4g~1.2g
ワーム:アジリンガー、アジマスト
現地の状況
アプリの画面撮るの忘れてました。。。
潮は小潮の干潮少し前から干潮にかけて、沖では潮が左から右へ動いてますが足元はほとんど動かず沖から流れてくるゴミがあつまって右へ左へと移動しているような状態。
風は少し強めの風が吹いたりやんだりしてました。
風の方向とゴミの場所によっては釣りにくいですがなんとか釣れなくもない状態です。
釣行開始
釣り開始の6時半ごろはまだまだ明るく風も強く、風対策の1.2gのジグヘッドで上から下までカウント刻みますが無反応。
日が沈み始めたまだ明るさが残る時間帯に、ゴミに接触したとすこしだけ違うリグの接触感が表層付近でありました。もしかしたらとジグヘッドを0.6gに変えて表層を探ってみますが無反応。
豆サバは朝かなと思い始めた7時半ごろ、カウント10あたりで生命反応あり。
豆アジでよくあるツンツン、ブルブル、ビビってアタるけど掛けに行くとのらないやつ。
ただ、続かないので群れは小さい感じです。
ジグヘッドを0.4gとか0.8gとか変えてみますが一番反応がいいのは0.6gのジグヘッドをハンドル1巻き分の距離を5カウントくらいでサビくレンジキープ。そしてアタリがあっても掛けずにサビき続けて重さが乗った時にスイープにあわせるフッキング。これで掛かりました豆サバが。
豆サバは浮遊するゴミが近くなると釣れて離れていくと釣れなくなるという現象があります。たぶんゴミが浮遊しているところに沈降流が発生していてそこにプランクトンが溜まっているんでしょうね。
その後、フッキングの方法を色々試しながら豆サバを掛けているとたまーにこいつが釣れます。
アジ。大きくないけど産卵前の固体かな(基本リリースするので卵もってるか見れない)。
今日は豆サバをまじめに狙ってるのでアジが釣れると外道が釣れた気分と同じになる。いや、間違ってる。こっちが本命だろ、忘れるな俺。
その後もカウント10のレンジでコンスタントに豆サバが釣れる。
その中にアジも混ざる。
結局豆サバ数え切れず、アジ3という釣果でタイムアップ。ジグヘッドは0.6gにアジマスト1.6のパールホワイトが強かった。
今日感じた豆サバ(豆アジ)の釣り方
豆アジ豆サバのリグ
豆サバの釣り方は豆アジと共通するところがあるように感じます。
まず、豆サバも豆アジも餌にしているのは遊泳能力が低くて小さいマイクロベイトやプランクトンがメインと考えられます。ですのでリグはできるだけ軽くて小さいのが良いです。特に豆アジは口も小さく吸い込み力も弱いので、アジの口にスッと入る小型ジグヘッドと柔らかいワームが良好です。私は土肥富のレンジクロスフックのSSサイズにガン玉を打ったジグヘッドにアジマスト1.6インチを豆サバや豆アジに多用しています。
豆アジ豆サバのロッド
次に豆アジ用ロッドですが、アタリを弾かないようにティップが極力柔らかいものが良いです。
アジング用のソリッドティップは総じて固いのでメバル用の柔らかいソリッドティップが理想的です。
私は天龍のルナキアを使用しましたがまだ固いように思いました。
これまで使ったロッドの中では、長さが少し長くなりますがメジャークラフトのファーストキャストのFCS-S732ULが良かったです。とても柔らかいソリッドティップで難しい抜けアタリも感じられるロッドでした。
豆アジ豆サバの誘い方
キモになる誘い方は微速レンジキープです。
任意のカウントまでリグを沈めたらロッドティップをサビいてリグを微速で手前に引っ張りながらレンジキープします。サビく速さはロッド水平状態から5秒かけてロッドティップを上げて、水平に戻した時に糸ふけの量がノーマルギアのリールでハンドル1回転分になるくらい。この速さならリグは水平かやや沈みながら手前に引っ張るようになるのでプランクトンや弱ったベイトの動きに近くなります。ジグヘッドは0.6gか0.8gくらいで試してみてください。
豆アジ豆サバのフッキング
アタリはツンツンとかビビとかブルブルとかヌンとかキュンと引っ張ったりとかいろいろですが、ツンツンとかビビとかブルブルは掛けにいってもほぼ掛かりません。フッキングは乗せのフッキングです。柔らかいティップのロッドを使うこともあり、掛けのフッキングは向きません。サビいている時にアタリがあってもサビく動作を止めずにサビき続けます。そうすると重たさを感じるタイミングがあるのでその時にスイープにフッキングすると豆サバとか豆アジはフッキングしやすくなります。
豆アジ豆サバのランディング
豆アジ豆サバは意外にランディングが難しい魚です。豆アジ豆サバは口がまだ柔らかいのでフックが刺さった穴が広がってばらしやすくなります。またテンション抜けもバレる原因になります。フッキング後はドラグを効かせながら一定の速度で巻き続けて抜き上げるときにリールを巻く速度を少しだけ上げて抜き上げします。
プランクトンパターンの王道
この豆サバ(豆アジ)の釣り方はプランクトンパターンの王道で、この釣り方ができるようになると小さなアジから大きなアジも釣れるようになり釣れる魚の数が変わってきます。豆サバや豆アジは釣れだすとなんぼでも釣れるのでプランクトンパターンのいい練習にもなるので、豆サバが湧いている今皆さんふるって大阪湾へ「いらっしゃい!」(by桂三枝師匠 若い子にはわからんやろな~)
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