ネットでアジングを調べてると「着底がわかりません。どうやったらわかりますか。」っていう質問をよく見ます。ってか、私も着底の方法を知るまでは調べまくってました😅
私が調べて見つけた答えは「気にしなくても上から探っていったら着底してた」や「この超センシティブなソリッドティップのロッドなら着底が分かります。このロッドを買ってください。」とか「全神経を研ぎ澄ませば着底はわかります」など宗教がかったものまでいろいろ見ました。
そんな私が結局たどり着いた着底の取り方をご紹介いたします。
着底の取り方(基本)
最初は最もかんたんな状況で着底を感じてみましょう。
明るい時間で、風が吹いていなくて、潮どまりの時間を選んで堤防など足元の良い場所に立って、1gのジグヘッドをキャストします。
- キャストしたリグが海面に着水する(サミングは必ずしてね)
- ベールを戻して糸ふけを取ってから再度ベールを起こす
- ラインが引っ張られてスプールから出ていく
- ラインが止まる(着底)
リグが沈むことでスプールからラインを引っ張っていた力が、リグが着底した時点でなくなりラインが止まって着底したことがわかります。
これが最も基本的でかんたんな状況での着底の取り方です。
状況ごと取れる対策をとる
条件が良ければ先の方法で着底が分かります。しかし、暗くなってラインが見えなくなる、風が吹く、潮でリグが流されるという状況になると途端に着底が分からなくなります。そこで、それぞれのシチュエーションに対応した着底の取り方をご説明します。
暗い時間に着底を取り方
明るい時間は目で見てラインが出る止まるを確認できましたが、暗くなるとラインが見えなくなりラインの動きが分からなくなります。その場合ラインの動きを目で確認するのではなく、指先の感触で感知するようにします。
先ほどの3のステップの「ラインが引っ張られてスプールから出ていく」という状況を指先で確認します。手順はこうです。
- 右手でも左手でも結構です、自分の感覚で一番敏感だと思う指(たぶん人差し指か中指か親指)でスプールエッジに触れてください。
- 指先が触れているところにスプールから出ていくラインが挟まって止まります。
- 着底していなければラインは引っ張られていきます。ラインがほんの少し引っ張られる感触を感じるところまで、スプールエッジを抑えている指先の力を緩めてください。
- 指先の力がスプールに触れるか離れるかのところで止まっていたラインが抜けてスプール1回転分のラインが放出されます。
- 2に戻ります。
- これを繰り返してラインが出ていかなくなったら着底です。
明るい時に試してみると理解しやすいです。
風が吹いている時の着底の取り方
- 風を正面に受ける位置、または風を背中に受ける位置に立つ
- そのまま風上もしくは風下に向かってキャストする
- あとは暗い時間に着底を取ると同じ作業
風に対して正面または背面に向くことで風の影響を最小限にします。
風を正面に受ける場合ラインは風を受けて下方向に押さえつけられます。押さえつける力はラインを弓状にさせながら引っ張りラインテンションを生むので軽いジグヘッドでもアタリが分かりやすくなります。
風を背中に受ける場合ラインは風を受けて上に持ち上げようとする力が生まれます。ラインはラインの自重と風で持ち上げられる力で空中をフワフワしてしまうのでラインテンションが抜けてアタリが分かりづらくなります。これを解消するためにはジグヘッドを重くする必要があります。
風を正面で受ける場合はジグヘッドを軽く、風を背中で受ける場合はジグヘッドを重くすれば着底がわかるようになります。
どうしても横風で投げないといけない場合の着底の取り方
横風の場合、ラインは風で横にたわみます。風が一定の速度で吹いていればラインテンションは抜けないのでラインが横にたわみながらでも釣りができなくはないですがフッキングが抜けたりと難しい面が多くなります。また風が強くなったり弱くなったりするときはラインテンションを保てなくなるのでアジングがほぼ不可能になります。それでもアジングをする場合は
- 風に負けない重さのジグヘッド(2g3g当たり前)に変更する
- 暗い時間に着底を取ると同じ作業
これで頑張ってみてください。
潮が激流の場合の着底の取り方
潮が激流の場合は少しやっかいですが、風の時と考え方は同じです。
潮が流れてくる方向に向かってキャストして、糸ふけを取ってスプールエッジに触れながらジグヘッドを沈めていきます。
ジグヘッドが沈む速度より潮の流れが速くなるとラインが弛んでくるので、その時はジグヘッドの重さを重くして潮の流れより早くジグヘッドを沈めるようにするか、キャスト→着水→ベールを起こして糸のたるみを取った後テンションフォールでジグヘッドを沈めてみてください。着底は分かりにくいですがアタリは取れるのでなんとかアジングはできます。
潮が流れていく方向にキャストする場合以下の方法です。
- 潮に負けない重さのジグヘッド(2g3g当たり前)に変更する
- 暗い時間に着底を取ると同じ作業
ジグヘッドを重くする事でラインが出て行くスピードを早くして、着底時の速度差やラインを引っ張る力の緩急で着底を感知します。
着底したかどうか確かめるアクション
風が吹いていたり潮の流れが速いと着底に気づかず着底後いつまでもラインを送り出してしまうことがあります。そういった時は着底したかどうか確かめるアクションを行います。
- 着底を確認したいタイミングの少し前でベールを起こして1~3秒(リグが軽い時は長く重い時は短く)ほど待ちます
- ロッドの先をチョンチョンと動かしてコンコンと返ってくれば着底してないのでベールを起こして再度ラインを送ります
- コンコンと返ってこずスカスカならすでに着底してるので、糸ふけを取りながらコンコンと返ってくるところまでラインを巻いて繰り返し確かめます。
フォール中はラインが引っ張られ続けるのでラインが張って竿先をチョンチョン動かすとラインの先のジグヘッドが動かされてコンコンと反応が返ってくることを利用して着底しているか調べる方法です。着底していればラインはたるんだ状態になるので竿先を動かしてもラインの動きはたるみに吸収されてスカスカに感じます。着底時のラインテンションの変化に気が付かなかった後で着底を確認するのに最適な方法です。
この動作は張りのあるチューブラーロッドかハードソリッドのパッツン系ロッドで行うとわかりやすいです。
タックルセレクトができていること
着底を取るのが難しい状況でも、タックルセレクトで着底をわかりやすくする方法もあります。
重いジグヘッドを使う
軽いジグヘッドだとラインを引っ張る力(ラインテンション)が小さく着底が分かりにくくなるので重いジグヘッドに替えて着底をわかりやすくします。
ラインは比重の高いラインを使う
比重の高いフロロカーボンを使うとラインそのものに重さがあるのでラインテンションが大きくなり着底を取りやすくなります。エステルラインもフロロカーボンの次に比重が高く風に強いラインですが追い風になるとラインが浮かされやすように感じます。最も着底が取りにくいのは比重が軽く風にも潮にも流されるPEラインです。
難しい状況の中で着底を取りたいときは、タックルセレクトも検討してください。
たとえばスペアスプールにフロロカーボンラインを巻いて持っていくと着底が取りにくい状況も対応できるようになります。スペアスプールはお得に買えるお店で買うといいですよ。
私が使ってる18CALDIA LTや、20LUVIAS LT、18TATULA LT、19BALLISTIC、19BALLISTIC FW、EMERALDAS AIRでしたらこのスペアスプールがおすすめです。
なにがなんでも着底を取らなければいけないと思わないこと
どうしても横風で投げないといけない場合や潮が激流の場合は着底を取る難易度が高くてわからなくなります。特に横風と激流が重なるといつまでもラインが送り出されてカウント1000も夢でなくなります。もう着底なんかどうでもよくなります( ´艸`)。
そんな時は着底を取ることをあきらめて違う釣りをします。キャロにするとかスプリットショットで5g7gのシンカーを使うなどジグ単以外の釣りをするか、難しいコンディションでの釣りをあきらめて帰るって選択もありです😁
ストレスのたまる難しい釣りをするより、かんたんで楽しい釣りをしましょう。アジングってもともとそんな手軽でかんたんな釣りですから。
コメント
偉そうにブログ書いてますが、タイプミスですか?それとも日本語能力自体が不足しているのでしょうか?
日本語が間違いだらけで、まともな教育を受けてる人なら読んでいて苦痛ですし、もう2度とこのブログは見たくないと思うレベルです。ひと様に読んでもらいたいなら、もう少し国語の勉強したらどうですか?
「暗い時間に着底を取り方」
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日本語が意味不明
そもそも「着底を取る」という表現自体、無茶苦茶です。
言いたいのは「着底を把握する」でしょうか?
ここまで日本語メチャクチャだと恥ずかしすぎますよ。
他にも間違いだらけで呆れてしまいます。
山田 様
貴重なご意見ありがとうございます。
お気になった表現は今後機会がありましたら改めて行きたいと思います。
ただ、そんな目くじらたてるような間違いではないと感じているとだけお伝えいたします。