舞洲活性低いけどやや復調 と スローなアジングのライン選択

アジング
2021-10-21 04:34:05

早朝アジングin大阪舞洲(20211021)

昨日も舞洲に行きました。しかし強風過ぎて話にならず早々に帰って寝ました。今朝は風が落ち着いてたのでいい感じに釣りができました。でも少し風が吹けばむっちゃ寒いので早朝アングラーの皆さんはマジであったかくしてくださいね。

今日のまとめと反省はスローなアジングでのラインの話です。最後までよろしくお願いします。

本日のタックル

本日はこの1セットです。

ロッド:トレバリズムキャビン410TS
リール:ソアレBB500S
ライン:エステル0.25号

JH:0.4g~1.0g
ワーム:自作ワーム


現地の状況

今朝の気温は11度、着ていく服装間違えました。寒くてロッドが勝手にシェイキングします。風は北からの風2メートル程度なので夢舞大橋が遮ってくれます。潮は大潮の上げ3分から8分と最高の条件ですが実際はあまり流れずアジの付き場所を特定しにくい感じです。

釣行開始

潮が緩いときはいつも0.8gから始めます。0.8ではテンションフォールのカウントが安定しないので海中では少し潮が流れてるのか乱れてるのかよくわかりません。1.0gで一通り沖から岸際へ探りますが反応がありません。一通り探ってみて潮はゆるく一定に流れていることが分かったのでジグヘッドを軽くして潮に乗せることを意識します。0.4gも試しましたが軽すぎて着底しないので0.6gに落ち着きます。

そうこうしてると岸際に泡の筋ができ始めたので岸際を探ると小さなアタリがありますが乗りません。何度もアタリがあるので魚が居るのは間違いないです。あわせるタイミングとか変えて試していると何度目かの即掛けで掛かりました。

20211021 03:39

いる場所が絞れたのでレンジを替えながら重点的に探ります。少し時間が掛かりましたが足元をふわーっと流して

20211021 04:13

同じように探り続けてちょっといいサイズ

20211021 04:34

また豆に戻って

20211021 04:46

いいサイズに戻って

20211021 05:01

また豆に。豆アジから中アジまですべて、超適当でゴミレベルの低クオリティな自作ワームで釣れました。

20211021 05:06

群れが交互に入れ替わってるのか一つの群れにサイズ違いが混ざってるのか。場所とレンジを見つけてからはぽつぽつ釣れるのでよかったんですが、だんだん冷え込みきつくなって寒さでカウントわからなくなってきて釣れなくなってきたので5時半に納竿してゴミ拾いして帰りました。

今日のアジングの まとめ と 反省

スローなアジングにおけるラインの役割

アジングで重要なタックルはロッドとラインだけです。リールは重さだけあってりゃいいし、ワームなんか私の自作でも釣れますし、ジグヘッドなんか曲がってても釣れます。しかしロッドとラインは間違った選択すると釣りにくいし最悪釣れません。今日はラインの選択の説明です。

スローなアジングはジグ単を潮に流されるプランクトンのように演出するアジングです。そのためラインには海中で潮の影響を受けず潮に同調して流されながらジグ単の状況をロッドに伝える伝達能力が備わっていることが大事です。

潮に同調

プランクトンは海中で浮いたり沈んだり急に跳ね上がったり様々な動きをします。それを演出するためにジグ単をフォールで沈ませたりリーリングで浮かせたりしゃくって跳ね上げたりといった操作を行います。そのためラインはできるだけ海中で浮かず沈まずアクションの邪魔をしないでほしいのです。ライン単体で海中で浮遊する状態が理想です。そこで比重を見てみます。

海水の比重は1.03~1.05くらいだそうです。次にラインの比重を見ます。PEラインは0.98、エステルラインは1.33、フロロカーボンは1.74で海水に最も近いのはPEラインになります。

各ラインの特徴

PEラインはアタリを伝える能力に長けていてショートバイトでも明確に伝えるし比重も海水に近いからアジングに適したラインと思われがちです。しかし、PEラインは浮かびます。水面に浮かぶと表面張力が発生し浮いた状態から海中へ沈みにくくなります。軽量ジグ単を使うアジングの場合浮いて沈みにくいのはNGです。またPEラインは編み込みラインのため表面積が単糸より大きくそれも沈みにくくなる原因であり、風の影響も受けやすくなります。このデメリットがスローなアジングでまったく支持されない理由です。唯一、PEでスローなアジングができるラインでアーマードフロロというラインがあります。厳密にはPEとは言えないのですがPE並みのかそれ以上の振動伝達能力があり、PEなのに編み込んでない単糸で、比重はもっと海水に近い1.0。でもやっぱり浮いてしまうので私は使いませんがPE好きならこちらをどうぞ

次にエステルラインです。比重は1.33でPEラインの次に海水に近い数値です。そしてエステルは単糸なので風や潮の影響は少なく扱いやすくなります。またラインの伸びも少なくアタリを伝える能力はPEラインの次にあります。ラインの表面も滑らかで糸癖も少しつく程度なので飛距離も伸びます。デメリットは瞬間的な荷重に弱いためショックリーダーが必要になる程度です。

最後のフロロカーボンです。比重は1.74と重く、ジグ単のフォールを邪魔しませんが浮き上がりに対してラインの比重が邪魔をします。しかしリーリングによって持ち上げる場合は影響しないので跳ね上げるアクションを多用しなければ比重が重いのはメリットしかありません。またこの比重の高さは風の影響を少なくするので風が強いときには重宝します。フロロは伸びるのでアタリがぼやけるという意見がありますが逆で、フロロカーボンは継続的な引張には伸びますが、パンッという軽微で瞬発的な引張には伸びず振動を伝達します。デメリットとしては巻き癖が強くガイドを叩くので飛距離が出ません(手間ですが釣行前に引っ張って伸ばせば糸癖は取れます)。

結論

PE、エステル、フロロを比較した場合、スローなアジングで使いやすいのはエステルです。私はDPETのクリアの0.25号を主に使います。ピンクでないのはクリアのほうが強度が高いのと、劣化した部分が見てすぐわかるので釣行の初めに劣化したところだけカットしてラインブレイクを防げるから。風がなければDPETでアジングします。

そして、風が強いときは比重の高いフロロカーボンを使います。エステルより幾分ラインメンディングしやすくなる程度ですが風が強い日は少しでもその影響を減らしたいから。フロロカーボンのごわつきは細糸を使うことで回避します。1lb~1.2lbの極細に3~4lbのショックリーダーをつけて使用します。

私の場合これでラインで不満に思うところはなくなりました。あとは理想のロッドを探す旅です笑

釣果データ

コメント