22ソアレBB500SPGを分解する

インプレ

これまで下の記事のように18ソアレBB500SをPG化して使ってきましたが、このたび22ソアレBB500SPGをネットで安く買うことができました!

早速開封して

ハンドル装着してくるくる回すと、現場で使えないくらいゴリゴリするぜ。。。

でもまぁそんなことは気にせず重さを計ろう。
ハンドルの重さは20g

ハンドル以外の重さは135gで合計はカタログ通り155g

スプールは21g

ほぼ18ソアレBB500SをPG化したのと重量は同じですね。18から5g減ったのはドライブギアが軽くなったのとハンドルノブが軽くなったのが主なところのようです。

重さ計って安心したら回転ゴリッゴリなのが気になってきました。分解します。

新品でゴリンゴリンする原因はたいてい組付け時のクリアランス判断の間違い。

写真の黒いギアの軸の根本にあるシルバーの部品がクリアランスを調整するシムです。最初についてたのは厚さ0.2ミリ1枚だったのでこれを薄いものに替えます。厚さ0.1ミリに交換してもまだ少し引っかかる感じがあります。結構なクリアランス判断ミスですね。もう一度開いて0.05ミリに変えると引っかかりなくスムーズに回るようになりました。ただ、少しカチャつく感じがでたので0.03ミリくらいを追加して0.08ミリくらいにすればちょうどいいのかなと思います。でもシムの手持ちがないのでゴリゴリ対策はとりあえずこれで終了。

今回の回転ゴリゴリについて自腹で手に入れたリールなのでメーカーに忖度なく自分の感じたことを書かせていただくと、初心者向けの低価格帯リールではありますが1万円以上するものなので、買ってそのまま使えないような状態で出荷しているのはどうだろうと思います。

シマノのリールでは中級クラスのヴァンフォードを初期ロットで2台購入した時も2台ともクリアランス調整不足の個体でした。

もちろんこのような場合は初期不良として販売店を通じてメーカーに調整をお願いできますが、購入者側は手間と時間と心労が発生します。メーカー側も都度対応になるので利益を減らすことになるでしょう。製造検品時にチェックすれば作業員の手間だけで解消する話だと思うのですが海外生産では難しいのでしょうか。

おそらく今回の個体も初期ロットであろうと思われますし、今後メーカーは今回のクリアランスの他ユーザーから返ってきた情報に対応していくと思うので問題は解消していくと思いますが、購入を検討してるならできれば実店舗で店員さんと一緒に初期不良がないか確認してから買うのが、安心して使える個体を購入できる方法だと思います。

でもこの値段で、この軽さで、この巻き心地でリールを販売してくれるシマノには本当に感謝していますし、ちゃんと調整できればジグ単アジングでまったく不足ないリールなのでこれから使い込んでいきますよ。22ソアレから新たに搭載のハイレスポンスドラグが楽しみです。

初期不良上等!安けりゃオッケーなチャレンジャーさんはネットで安く買いましょう笑

釣果データ

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