アジングにおけるラインテンションの本質 その1

アジング理論

うれしい話が入ってきた!

あの日本を代表する芸術家 岡本太郎氏の魂がやどる特撮ヒーローのタローマンが、8月5日「帰ってくれタローマン」という名で30分の特番で放送されることになった!

ちなみに過去のタローマンはYouTubeでご覧いただけるので是非見ていただきたい。(コンテンツ制限で埋め込めないのでリンクにて)

[TAROMAN] 岡本太郎式特撮活劇「でたらめをやってごらん」前編 | feat.森の掟 | NHK
「TAROMAN」番組HPはこちら岡本太郎が世に送った唯一無二の〈作品〉群、そして心を鼓舞する〈ことば〉たち。両者ががっぷりと組み合い、超感覚的に岡本太郎の世界へと誘います。第1話は作品「森の掟」×ことば「でたらめをやってごらん」...

こんなバカバカしい映像を真剣に作る製作者に賞賛の言葉を全力で投げつけたい。

アジングの本質

アジングとまったく関係ない話から始まりましたがちゃんとアジングの話もしますのでご安心ください。

アジングは、釣る人と釣れない人がはっきりする釣りだと思います。偶然で釣れることもありますが、偶然だと1回の釣行で1匹2匹の釣果かと思います。釣る人は1、2匹釣れ始めたらあとはボコボコ釣ります。隣でボコボコに釣られるとこっちは意気消沈してしまいます。でもあることが理解できればボコボコ釣る方の人になれます。

たぶん何話にも続いて長くなるでしょうし、途中で飽きたらやめますが、最後までご覧いただけたらなんか得るものあると思うので宜しくお願いします。(ちょうどディアゴスティーニみたいに長く見てればフェラーリとか甲冑(かっちゅう)とか何かが完成してるみたいな感じですね)

ちなみに、昨日アジングを始めたばっかりの人は読んでもわからない話ばかりです。これまで何万円も金出して道具買ったのにぜんぜん釣れへんやんけ!という方には最適な内容になっております。

アジングで最も大事だと感じてるのがラインテンション

先に結論を言います。ラインテンションを感じてればアジは釣れます(←けっきょくよくわからん理論になってる)。少し砕いて解説していきます。

ラインテンションとは

かんたんに言うと、ラインが竿の先を引っ張ってること。

アジングで感じるラインテンションは1g前後のジグヘッドが沈むときの引っ張り力。1gって1円玉の重さです。普段10円玉(4.5g)じゃらじゃらさせてると1円なんかおもちゃみたいな軽さに感じます。アジングはそれと同じかそれ以下のものを広い海に投げてちっさいアジを釣ってるわけで、自分のことながらちょっとおかしな釣りでないかいと思うふしもある。とにかく、アジングのラインテンションはめちゃくちゃ小さいってことをご理解ください。

なぜ小さなラインテンションが大事なの

糸電話を思い出してください(で、思い出せる人は昭和生まれ)。糸電話を知らない人はググってください。

糸電話で大事なのは糸を張ること。理論上糸を張っていれば東京大阪間の糸電話で会話ができます(ウソ)。

アジングもラインを張ってると10メートル先の海底のジグヘッドの振動がロッドの手元まで伝わりますが、ラインを張ってないとジグヘッドに起こってることが竿先に伝わりません。だからアジング中ラインは常に張ってないとダメなんです。

張ってたらええんやったらめっめっちゃ張ったんで

っていう奴が必ず居るんです(私)。10メートル先にある1円玉を全力で引っ張って、水の抵抗でラインテンションを大きくするとどうなるでしょう。そう、なにもわかりません。軽すぎて。また早く動くものにアジもびっくりして逃げ出します。これは極端な例ですが、テンションの張り過ぎは良くない例です。

張らず緩めずを感じる

最近よく聞く「ジグヘッドを張らず緩めずでキープする」というワード。これ実はラインテンションをより感じやすくする方法と同じで、結局小さなラインテンションを意識してくださいと同じ意味だと思ってます。

小さなラインテンションを意識する

試しに1円玉を手に持って手を見ず前を見ながら人混みの中を歩いてみて下さい。意識が他人に当たらないように歩く方に向いているので手に持っている1円玉の存在が感じにくいとか感じられないとかになるとおもいます。でもじっ動かずに目で見ながら1円玉を手に持ったらちゃんと1円玉の重さ感じますよね。そう、軽いもんでも集中したらちゃん重さとか感じるんです。小さなラインテンションも意識すれば感じられます。

人間、訓練すれば進化する。ラインテンションなんかわからんわ!とあきらめる前に1円玉持って歩いて軽いものを感じたいという想いを持ちましょう。その想いがあれば感じられる体に進化します。

ラインテンションが感じられるようになるには慣れが大事

その1gのラインテンション。慣れてしまえばむっちゃ感じられるようになります。『着底した』『重くなった』『潮が変わった』『魚が喰いあげた』慣れればこういったことが真っ暗で何も見えない漁港に立っててもわかるようになります。

大事なのは軽いものを感じ取ろうとする意識です。だからできるだけ早く1gのラインテンションになれるのが大事。慣れるまではちょっと努力が要りますが、ここが理解できずにアジングは釣れないと諦める人も多いので最初のハードルと思ってラインテンションを感じられるように進化しましょう。

四の五の言わずにラインテンションを感じやすいラインを教えろくださいという方へ

まったく個人的主観になりますが、こちらをおすすめします。

エステルの0.2号くらいを使ってた方なら違和感少なく使っていただけるかと。ただし、フロロリーダー(1号前後)は付けたほうがいいです。

次回はラインテンションの種類とその時どういうことがおこってるのかを書きたいと思います。飽きてなければ笑

釣果データ

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