アジングでナイロンラインが嫌われる本当の理由【初心者に超おすすめな理由も】

アジング理論

釣れてますか?私は釣れてません。
5月初めに釣れてたアジはどっか行っちゃった。
こんにちは、ジグタンです。

アジングのラインといえばエステル・PE・フロロの三択みたいな空気、ありますよね。
ナイロンを使ってると言うと「あ、まだ初心者なんですね」みたいな目で見られるあれ。

でも、ナイロンが嫌われる理由って本当に正しく理解されてるんでしょうか。「伸びるから感度が悪い」って言うてますけど、実際のところどうなのか。今日はそのあたりをちゃんと整理してみます。


「伸びる=感度が悪い」は本当か

ナイロンラインが舐められるのは「伸びるからアタリが取れない」です。

ただぁ!ラインが「伸びる」って、どんだけやねん。

アジのアタリなんて一瞬ですわ。コン、とかカン、とかそういうやつ。その瞬間にラインがどんだけ伸びますやろ。アジのアタリでホンマに伸びますか。伸びが体感できるのはひっぱったまましばらくぐいぐい伸ばし続けた時。アジングのアタリの瞬間でラインが伸びてアタリが伝わりにくくなってるかというと、考えにくい。

自分の頭の中では各ラインの感度差って、言われるほど大きくないんですよね。ナイロン・フロロ・エステルの「感度の差」より、「ラインに掛かってるテンション」のほうがよっぽど影響します。

じゃあナイロンのほんとの弱点はどこか。


ナイロンが嫌われる本当の理由:太さと風の抵抗

ナイロンは同じ号数でも、エステルやフロロより「太い」です。これが問題です。いや、フロロより太いは嘘か。

どちらにしろアジングで細いラインを使う最大の理由は、感度じゃなくて「風の抵抗を減らすため」です。

ラインが太いと、横風のときにラインが帆になります。ジグヘッドが着底する前に風でラインが流されて、着底がわからなくなる。風が強い日の軽いジグヘッドでナイロンを使うと、どこを漂ってるかもわからなくなる。これがナイロンを使いにくくしている正体です。

「感度が悪い」じゃなくて「太さと風の抵抗で操作が難しくなる」。正確にはこっちです。


じゃあナイロンが活きる場面はどこか

そうなるとナイロンはゴミなのかというと、全然そんなことはないです。

ナイロンがエステルとPEに圧倒的に強い場面があります。

1. リーダーなしで直結できる

エステルは細くて根ずれに弱いから、先端にフロロのリーダーを結ぶのが基本です。PEは結束がほどけやすい特性があってきっちり結ばないとほどけます。だからエステルとPEはリーダーを結びます。この作業、慣れるまでは地味に面倒くさい。

ナイロンは直結でOKです。リール → ナイロン → ジグヘッドで終わり。覚えるノットも少なくて済む。
リーダーの結び目もないので投げるときに結び目ガイド巻き込みイヤイヤ問題も起きません。これは初めてアジングをやる人にとって、かなり大きいです。

2. 合わせ切れを防いでくれる

アジングを始めたばかりのとき、アタリが来てテンションが上がってびしっとアワセたら……「プツッ」ってなったことありませんか? 合わせ切れです。

ナイロンの「伸び」はこれを防いでくれます。多少強くアワセても、ラインが一瞬吸収してくれる。ジグヘッドをロストする回数が減ります。

3. 根掛かりしてもラインが切れにくい

根掛かりを外そうとぐっと引っ張っても、ナイロンはそう簡単に高切れしません。エステルやPEは細くて強度がある分、引っ張り方を間違えると手元近くでプツッといく。

ナイロンならそういうリスクが低い。根掛かり回収の練習にもなります。


フロロと比べるとナイロンのほうが初心者向きな理由

「じゃあエステルじゃなくてフロロでいいじゃん」という人もいると思います。

フロロ、硬いんですよね。スピニングリールで使うと、ピョン吉(バックラッシュ)が出やすい。

ピョン吉って知ってます?スプールからちょっとだけラインが飛び出してるあれ。あれって投げるときに意図がボワ!って飛び出してバックラッシュっていうラインがぐちゃぐちゃになるやつです。

スピニングリールのバックラッシュって、ベイトリールと違って直すのが本当に難しい。ひどいときは全部切って巻き直しになる。フロロは硬さがあって巻き癖がつきやすいので、これが起きやすいです。

ナイロンは柔らかくて、ピョン吉が出にくい。出ても比較的直しやすい。

まずはナイロンでライン管理の習慣を身につけてから、フロロやエステルに移行するほうが結果的に上達が早いです。


号数は0.8号(3lb)がおすすめ

ナイロンを選ぶなら0.8号(3lb)がバランスいいです。

細すぎると扱いが難しくなるし、太すぎると風の抵抗問題が余計にひどくなる。0.8号はその中間で、直結の強度も十分です。慣れてきたらエステルの0.3〜0.4号に移行することで、風の抵抗問題もすっきり解決します。


ナイロンを使い込むと他のラインのありがたみがわかる

アジングのライン、使用頻度としてはエステル > PE > フロロ > ナイロンの順だと思います。

でも「ナイロンが劣っている」わけじゃなくて、「スタイルとの相性」の話です。ナイロンは風が弱い日の根掛かりが多い場所での穴釣り的なアジングには普通に使えます。

あと、私がエステル使い始めた時に体験したことですが、アジングは慣れるまでアタリ感じたら必ずびっくりアワセします。ほんでライン切れます。で、めっちゃ落ち込みます。アタリあったのに。ジグヘッドなくなったやん。結びなおすのめんどくさ。これらはびっくりアワセをエステルでやってしまったから。ナイロンならびっくりアワセくらいで切れません。

そしてもっと大事なのは、ナイロンをちゃんと使い込むと「エステルの細さと張りの意味」「フロロの高比重の意味」がリアルに理解できるようになることです。ナイロンって意外と最強の教材です。

ラインマニアになるより釣果を出したい、という人はエステル直行でも全然いいんですが、最初の一本を何にすれば迷わないか、という話なら私はナイロンを勧めます。


まとめ

状況 ナイロンの適性
初心者・アジング入門時
リーダーなし直結で使いたい
合わせ切れを防ぎたい
根掛かりが多い場所
風の強い日・軽いJH(1g以下)
感度を徹底的に突き詰めたい

ナイロンが嫌われるのは「感度が悪いから」じゃなくて「太いから風の抵抗が大きいから」。それさえわかってれば、使う場面と使わない場面の判断がつくようになります。

それではまた。

釣果データ

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