ソリッドティップとチューブラーティップの荷重変化の感じ方の違い

前回のブログで潮のヨレを感じるためのタックル選択とロッドティップの話をしましたが、ちゃんと伝わっただろうか?自分でも説明不足かと感じたのでもう一度キモの部分のお話をしたいと思います。

釣りで使うロッドは、荷重がかかるとティップ付近に曲がる部分があります。やわらかければ大きく曲がりますし、張りが強いロッドでもほんの少しですが曲がっています。

例えば1gのジグヘッドをテンションフォールさせて、やわらかいロッドはティップが5ミリおじぎするとして、張りが強いロッドなら同じ荷重で1ミリおじぎしたとします。この5ミリまたは1ミリおじぎする時間に注目してみます。

先ほどの例でいくと1gのジグヘッドがフリー状態からラインが張ってテンションが掛かった瞬間にティップがおじぎし始めます。やわらかいロッドなら5ミリおじぎするまでロッドティップは徐々に下がっていきます。5ミリのところまで下がったらそこでバランスが取れて動きがなくなります。おじぎし始めてから5ミリ下がるまで1秒かかったとします。ロッドを持つ手にはフリーフォール状態で感じなかった荷重にジグヘッドがテンションフォールすることで加わった荷重が載っています。

これが張りのあるロッドならロッドティップは1ミリおじぎするだけなので1ミリおじぎするまでの時間は5ミリのやわらかいロッドの1秒に比べて短くなります。0.2秒としましょう。ロッドを持つ手にはやわらかいロッドと同じくジグヘッドがテンションフォールすることで加わった荷重が載っています。

このロッドがおじぎしおわるまでの時間の違いがソリッドティップとチューブラーの違いといわれるところです。

チューブラーが荷重変化を感じやすい理由はおじぎするまでの時間が長いこと。長い時間変化が続くから荷重の変化に気づきやすくなります。パッツンソリッドは荷重変化が苦手というのは一瞬しかない変化の時間内に変化したことに気づかない人が多い(神経を研がれせれば気づきます)からです。

いやいや、荷重が掛かる前と後ではリグの重さが載ってるからわかるでしょという意見もありますが、ライトショアジギングで使う40gのメタルジグのように重いリグならフリー状態とテンションフォール状態の違いに気が付きますが、アジングのような1gもしくは1g以下のジグヘッドのテンションフォールの荷重が掛かってるか掛かってないかってのはよほど神経をとがらせないと違いに気が付きません。ましてや潮のヨレでかかる荷重の変化などは変化したことに気が付かないままアジングしていることがよくあります。それを気づきやすくしてくれるのがおじぎ幅がおおきなチューブラーティップのやわらかいロッドということです。

あと、今回はわかりやすくするためにソリッドとチューブラーで説明してますがソリッドでもチューブラーと同じように大きくおじぎするロッドが作れますし、チューブラーでもソリッドのようにアジぎ幅が短いロッドも作れるのでソリッドだからこう、チューブラーだからこうということはありません。

反響の感じ方はまた違う話になるので別の機会に。

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