アジングの場合、オフショアとか磯やサーフに比べ潮をかぶるとか海水まみれになるような場面は少なくとくに何もしなくてもよさそうですが、やはりメンテナンスしないと不具合は早めにでてきます。
このブログではアジングから帰ってきたら最低限行うことで調子の良い状態を維持できる簡単なメンテナンス方法をご紹介します。
アジングでスピニングリールの痛みやすい部分
アジングではリールを早巻きすることはリグ回収くらいで、ほとんどの場合リールをゆっくり巻いて操作します。またエステルやフロロラインだと海水を吸収しないのでスプールに巻かれる時にはほぼ海水が付着してない状態です。なので基本的にアジングではリールに付着する海水はわずかですがそれでもわずかながら海水は付着します。また海水はラインにまとわり付いたものがスプールの回収される際に直接または飛沫となってリールに付着します。なので、調子ごとのメンテナンスとしてはラインやスプール周りが主となります。
アジングから帰ってきたら
アジングから帰ってきたら、まずリール表面に付着した海水を洗い流します。やり方は水が入らない程度に軽くドラグノブを締めて蛇口から流れ出る水にドラグノブを上にして流し洗いします。その時にハンドルを数回回し、ハンドルノブを数回回し、ラインローラーを数回回します。あとは水を切って乾いたタオルで拭いて日陰で乾かします。完全に乾いたらラインローラーとハンドルノブの根本に注油して終了です。日々のメンテナンスはこれくらい。
月一くらいのメンテナンス
私はほぼ毎日釣りに行くので月一で以下のメンテナンスします。
- スプールを外してスプール軸の付け根部に注油
- ハンドルと反対側に付いてるキャップを外して中に見えるベアリングに注油
半年に一回くらいのメンテナンス
スプールを外してスプールの中にあるドラグを分解して洗浄とグリスアップ。ドラググリスとピンセットとパーツクリーナーがあればできるメンテナンス。
年一くらいのメンテナンス
スプール、ローター、ボディを分解して洗浄とグリスアップ。道具と経験が必要なのでやったことなければメーカーメンテナンスに出して下さい。
スピニングリールの弱点
スピニングリールで1番ダメになりやすいのばラインローラーのベアリングです。これはベアリングに海水が付着して潮を噛んでダメになってしまうから。つまり、ラインローラーのベアリングに海水が付着させないことが長持ちのポイントで釣行ごと水洗いしてオイルを挿せば海水の付着を防げます。
あと、個人的にはメインシャフトを支持する二つのベアリングで小さい方がよくダメになるように思いますが、こちらはボディ開けないと交換できないのでメーカーのメンテナンスに出してください。
アジング用リールの日々のメンテナンスとしてはリール表面に付着した海水を洗い流してラインローラーとハンドルノブに注油でいい状態が長持ちします。
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