雨の後のアジングは「いつ行くか」でほぼ決まる|自分の釣行記録から拾った5つの注意点

Angler in rain gear fishing beside a misty forest river アジング理論
An angler casts into a misty river surrounded by autumn forest.

雨が降ったあと、「今日は行ってええんか?」と迷う方へ。

自分の雨後の釣行記録を読み返してみたら、うまくいった日とボウズの日で、けっこうはっきりした違いがありました。忘れないうちにまとめておきます。

先に結論を言います

  • 雨が上がった直後は外す。 水潮が引き始めたころ(翌朝あたり)に行く
  • 水潮が濃ければボトム、引いていれば中層〜表層
  • 北風が強い日は、釣り方より先に「リグがどこにあるか」をつかむ

これだけ覚えておけば、雨後の無駄足はだいぶ減ると思います。

雨の後のアジング いつ行って、どこを狙うか
雨の後は「いつ行くか」と「どのレンジか」をセットで考える

① 雨が上がった直後は、まず釣れません

大雨の直後は、水がカフェオレ色に濁ります。川の水が大量に入って塩分が薄まった、いわゆる「水潮」の状態で、ゴミも多い。こうなるとアジは沖か底へ逃げてしまいます。

実際、大雨警報が出た直後の河口に行ったことがありますが、見事にボウズでした。

逆に、前の晩にしっかり降って、翌朝2時ごろに同じ河口へ入った日は10匹以上釣れています。

「雨が止んでから3〜6時間後が狙い目」とよく言われますし、私もそう考えていますが、正直に言うと、ここは記録の数が足りません。自分の記録で確実に言えるのは、「直後はダメ、翌朝は良かった」というところまでです。

② 「雨=釣れない」とは限らない

これに対する反論として、「雨が降ったら水潮で釣りにならん」という意見もあります。

ただ、次のような日は、雨の影響がほとんど出ないことがありました。

  • 雨の量が少ない
  • 降っていた時間が短い
  • 潮が複雑に動いている

むしろ雨のあとは、川から栄養やアミ(アジの餌になる小さなエビの仲間)が流れ込むので、釣れる状態が1〜2週間続くこともあります。ずっと続くわけではありませんが、雨を理由に行かないのはもったいないかと思います。

なぜ雨の後に河口へアジが集まるのか、河口のどこに付くのか(塩水くさびの話)は、こちらに書いています。

雨の日にアジングで考えること
タイトルにすこし齟齬がある。雨が降ったあとのアジングで考えるべきことが正しいか。たいした違いはないか。そうか。じゃあ始めよう。雨は大量の水を海から山に運ぶ。いや山に限らず陸に。陸にあがった水はまた海に…

③ 現場に着いたら、まずここを見る

竿を出す前に、この5つを確認しています。

  1. 水の色:カフェオレ色が抜けているか
  2. ゴミの量
  3. 河口から出る流れの速さ
  4. シーバスがいるか:シーバスが水面で跳ね出すと、アジは底へ沈みます。表層で釣れる時間は、そこで終わりです
  5. 北風の強さ(後で詳しく書きます)

④ 狙うレンジは「水潮の濃さ」で決める

状況狙うレンジ
水潮がまだ濃い・濁りが強いボトム
水潮が引いたあと中層〜表層
河口に餌が流れ込んだ直後表層(30分〜1時間で反応が落ちたら底へ)

ボウズだった日を振り返ると、敗因はボトムを探れていなかったことでした。逆に水潮が引いた日は、ボトムはまったく無反応で、中層〜表層で釣れています。

河口に餌が流れ込んだ直後は、川の上流側へ投げて流れに乗せると連発しました。

つまり、雨の後はレンジが一定しません。カウント5でも15でも釣れるのに、同じ流し方では続かない。そういう日だと割り切って、こまめにレンジを変えるのがいいと思います。

⑤ リグは「重めで探って、軽くする」

  • 最初は重め(1.2〜1.8g)で、速めに動かして反応を探る
  • 潮が止まってきたら、軽め(0.4〜0.6g)に替えて、ゆっくり
  • 流れの速い河口では重くする。 軽すぎると流れで浮き上がって、ボトムを通り越してしまいます

北風の日は「リグの位置」が先

これは2026年6月の釣行での話です。北風の中、0.4〜0.6gを投げてもまったく反応がありませんでした。

そこで、足元へ真っすぐ落とす釣り方に変えたところ、ようやくリグがどこにあるのかがつかめました。そこからは30分で6匹です。

釣れなかった原因は、アジがいなかったことではなく、自分のリグがどこにあるか分かっていなかったことだったと思います。

ちなみにこの日は、チタンティップの高感度ロッドより、バランスの良い34(サーティーフォー)の410Mのほうが、リグの状態がつかみやすかったです。感度が高ければ正解、というわけでもないのが面白いところです。

おまけ:季節で雨の効き方が変わる

  • 秋の冷たい雨の後:水温が急に下がって、潮がほとんど動かなくなることがあります。巻いて探っても反応がなく、底に置いておく釣り方と、真下へのフォールでようやく豆アジ4匹でした
  • 初夏の雨:プランクトンが増えたりバチ抜けと重なったりして、良い方向に働くことが多いです
  • 苦潮(酸素の少ない水)が出ている時期:雨が水面を叩いて表層の酸素が増えるので、表層が当たりになることもあります

雨の後に行くなら、合羽は持っていく

雨が止んだ翌朝を狙うということは、止んだと思っていたらまたパラつく、という日にも当たります。夜中の河口は、夜露でも思った以上に濡れます。

濡れて寒くなると集中が切れて、せっかくの時合いを逃しがちです。合羽は1着、車に積んでおくと安心かと思います。

私はレインウエアはいつもmazumeを使います。腕の部分を長く作ってて、腕を上げた状態でも雨水が入ってこないから。

まとめ

  • 雨の直後は避けて、翌朝あたりに行く
  • 水潮が濃ければボトム、引いていれば中層〜表層
  • 北風の日は、まずリグの位置をつかむ

雨の後は「釣れない日」ではなく、「釣り方を変える日」だと思っています。

釣果データ

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